2005年3月15日 | |
昼めしの献立
● オムレツ、ほうれん草カレーソース |
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マスク姿の人が目立つ春。それも、ひだが入っているのとか、少しとんがっているのとか…。でも、白ばっかりなのはどうしてでしょうね。 |
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スギナ |
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結婚式のおみやげケーキ(懐かしいバタークリームのデコレーションケーキ) |
料理人:しろ
2005年3月15日 | |
昼めしの献立
● オムレツ、ほうれん草カレーソース |
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マスク姿の人が目立つ春。それも、ひだが入っているのとか、少しとんがっているのとか…。でも、白ばっかりなのはどうしてでしょうね。 |
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スギナ |
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結婚式のおみやげケーキ(懐かしいバタークリームのデコレーションケーキ) |
料理人:しろ
2005年3月1日 | |
昼めしの献立
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3月になりましたね。本郷の路地にも沈丁花の香りが漂い…、鼻風邪をひいていたのでしばらく判らなかったけど…、ようやく春らしい気分になってきました。 そしてイベント看板も大根なら、昼めしも大根オンパレード。全品大根が入ってます。カボチャとひじきのサラダにはほっそりした間引き大根のスライス。味噌汁にも入れました。間引きのものはほんのり若い苦み、辛みがあってくせになりそう。大きなイチョウ切りピリ辛炒めは極太大根の根本から。 ふと気づくと最近の昼めし日記は大根メニューばかり。これは…大根料理のバリエーション考えるヒントになるね、とスタッフみんな大笑い。日記をアップしていない日もたいがい大根ごはんや大根煮つくって食べてるんですよ、私たち。しかし和洋中いかようにも味つけできるし、消化もよい。冬の優良食材ですね。 大根と白菜は、切って大鍋に入れ、カレーリーフをぱらぱらと、塩を全体にふり蒸し煮にして、火がとおったら、フライパンで別に炒めておいた調味料(味噌汁の鰹節だしがらも入れた)とあわせ、醤油少々、黒胡椒をざっとからめたもの。タイで買ってきた調味料のガーリックと海老の出汁が、野菜の水分にしみこんで、うまみがぎゅっとつまった一品に。 |
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ヨモギ+フキ |
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落花生の姿煮(翻訳者Mさんの千葉みやげ。黒蜜のようなふしぎな味、甘くて美味しかったです) |
料理人:でこ
2005年2月24日 | |
昼めしの献立
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今年は春の訪れが少し遅いだろうか。路地裏を歩いているとどこからともなく匂ってくる沈丁花の香りに出会っていないことにふと気づく。けれど庭の隅、道の際へと目をやればハコベの葉は勢いを増し、冬の間、地面にへばりつくようにしていたユキノシタの小さな葉っぱの緑色も濃くなっているようだ。 さて事務所に届く野菜たちはといえば、まだまだ冬の顔。今日は、大根のぬけるような白、あでやかな人参の赤と、色のコントラストを生かしてホワイトシチューを。といってもカンタン手抜き料理です。 前日に茹でた残りのキャベツと千切り人参の残りが冷蔵庫にあったので、サラダはこれに豆乳マヨネーズと粒マスタードのソースをからめて。 ご飯は、いただきもののキムチを使ってチャーハンに。ごま油を熱して卵を炒め、刻んだキムチ、だしをとったあとの鰹節も入れて。 味噌汁も、前日の残りに、さらに前の日に下茹でにして冷蔵庫においてあったゴボウ、人参で増量。 |
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ヨモギ |
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麦麦堂のチョコレートケーキ |
料理人:ぎん
2005年2月21日 | |
昼めしの献立
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じつは…初めてタイを旅してきました! 担当本がようやく一段落。留学中の妹があれこれ美味しいものをメールで知らせてくるので、あぁ行きたいなぁ、行って食べてみたいなぁとずーっとうずうずしていたのです。まず麺。そりゃあ食べましたとも。細いの太いの、米麺から小麦麺、シンプルな出汁から魚介鶏豚色々入った贅沢なのまで。お粥もおいしかったなあ。卓上のナンプラー、粉唐辛子、唐辛子を漬けた酢、砂糖を入れて味つけ。日本のタイ料理やも時々行くけど、現地、タイの市場で食べたらやっぱり味が違う。暑くて(日中は今30℃くらい)いろんな匂いや音が混じって、濃い感じ。香味野菜も強い。 「自然食」という社名から、ストイックなイメージを持つ方も多いようですが、どっこいウチはけっこう無節操なほど「うまいものならば好き!」のスタッフばかり(「うまい」の基準が大事かも)。エスニックブームが起こるずっと前、編集長はまだ数少ない当時の東京のタイ料理やベトナム料理店をのぞき、ライスペーパーにチャレンジしたこともあるという(インディカ種とジャポニカ種の性質の違いだろう、べとっとして失敗だったらしい)。自然食というより「地元の人がつくる、地元の自然に合った料理」「生命力ある新鮮な食材」、何よりたのしい・うまい食卓がいちばん。そんなスタッフたちに何か刺激になるものはないかと調味料をいくつか買ってきた。今日はその一つをつかって炒めものを。 ゆでたホウレン草、溶き卵を加えて塩胡椒でざっと炒める。そしてタイ土産の乾物調味料(海老、なにかの魚、唐辛子などが入っている)で味つけ。醤油や酢をてきとうに足しました。が、これはいちばん最初に調味料を入れたほうがおいしかったろうなー。油でもっと炒めた方が辛さが出そう。次回またアレンジしてみよう。 蒸し煮にしたキャベツと、ぐるぐるまわしながらこそぐように斜め薄切りにして塩をふった大根。水気を切り、粒マスタード、酢、とうにゅうマヨネーズ、塩、黒胡椒、オリーブ油などで和える。ドレッシングと塩で締められた大根は梨のような歯ごたえと甘味。 稗入りクミンスープは12/16「昆布だしヒエポタージュ」の味を真似たもの。ぐつぐつ煮込まれた稗がとろっとして…追い込み真っただ中の寒い夜、デザイナーさんと向かい合いすすった和風ポタージュにどんなに癒されたことか! 今回は大根も里芋も大ぶり目に切って、蕪、玉葱、長葱も加え具だくさんスープに。 麦々堂のパンは、黒ごまバケットとコーングリッツマフィン。甘くなく、しっかりした弾力、味がどんな料理にも合う。おかずがすすむ、食卓の香ばしい主役です。 |
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ヨモギ |
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麦麦堂のチョコレートケーキ |
料理人:でこ
2005年2月7日 | |
昼めしの献立
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→昆布じめ。 |
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打合せに来社したデザイナーさんも飛び入り、いっしょにごはん。ちょうどスタッフが先週帰省した金沢から「昆布じめ」持参。とろん、とした白いお刺身が分厚い昆布にしっかりまかれている。一口大に切ろうとするけど意外に昆布が粘って切りにくい! 北陸あたりの郷土料理なんですね(知らなかった)。このおみやげに一度味をしめた人から「また買ってきてね」とお願いされることもよくあるらしい。お刺身に昆布のだしがしっかりしみて、まろやか。とくに海老すり身のとろろ昆布じめは絶品でした。 おかずは、ニンニク醤油漬け・生姜などを刻んで少量残ってた甘海老と長葱を佃煮風にしたもの。大根サラダにはクルミを散らして。そしてさっとゆがいた菜花をクミンとオリーブ油と醤油で炒めて味をつけ、バター・とうにゅうず・黒胡椒など溶きあわせた卵に混ぜたオープンオムレツ。だしがら(鰹節)も刻んでこのなかへ。 オムレツを皿にぱかっとあけて大テーブルへ持っていくと、デザイナーさんが「まんまるー!」と目をまるくしていましたが、当社のフライパンの形です(あたりまえか)。みそ汁もゴボウのだしが南九州の白味噌によく溶けて味わいあり、なかなか。 もうすぐ「自然なお産献立ブック」ができます! HPでお知らせはじめてから、各方面より問い合わせ続々。著者は、みずからも助産士さんの助けをかりた自宅出産を第3子のときはじめて経験、からだも心ものびのびきもちよかった!と一念発起して助産院の管理栄養士になった岡本正子さん。おおらかな“お話”“レシピ”の魅力に、あなたもきっととりこになるはず。 乞うご期待! |
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ヨモギ |
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編集長持参。チョコレートロールケーキ |
料理人:でこ
2005年2月4日 | |
昼めしの献立
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ゆうべは『南九州から有機生活』の打ち上げで、根津の飲み屋。控えめに飲んだつもりが今朝はやっぱり胃が重い…。写真談義、家族談義にも湧いた夜。「(本づくりのあいだ)“いい旅”してる気分でしたねえ~」としみじみ言ってくれたデザイナーさん、「東京にもどって原稿書くあいだも楽しくて!」とライターさん、過酷な撮影日程をこなしてくれたカメラマンさん。2004年の夏、台風の合間をぬっての九州取材がようやく形になりました。本屋さんでぜひお手にとって、「いい旅」をご一緒にどうぞ。 やさしい味のものが食べたい今日は、残り物の調味料をつかって、麦々堂から届いたパンに合う料理を。菜の花のハチミツが残りわずか、ビンの底に固まったものを湯で溶いて、しなびかけの林檎と人参(塩をふって少し水を出した)に加え煮る。シナモンスティックと一緒に。パンによく合うおかずです。 小皿に残っていた柚子味噌(九州の)も湯で溶いて、もう一品。胡麻油とクミンと塩で大根を炒め、じっくり弱火で蒸し煮に。茹でておいたホウレン草とちりめんじゃこを合わせてさっきの柚子味噌、醤油などで味つけ。蒸し煮にしたキャベツにカレー粉を入れて、溶いた卵、とうにゅうず(豆乳マヨネーズ)も隠し味に。麦々堂の「たまねぎカンパーニュ」初体験。おいしかったです!
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ゲンオショウコ |
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あげもち(新潟・津南町のもの) |
料理人:でこ