『盲導犬と地球を歩く』出版記念トークイベント
盲導犬と旅のお話
<出演者>
内田素子(「盲導犬と地球を歩く」著者)
郡司ななえ(全盲の作家・「ベルナのしっぽ」著者)
盲導犬フローラ
2024年8月8日(木) 18:00~20:00
BOOK SHOP TRAVELLER(世田谷区・祖師ヶ谷大蔵)にて
8月8日トークイベント 案内チラシ ←詳細はこちらをご覧ください
『盲導犬と地球を歩く』出版記念トークイベント
盲導犬と旅のお話
<出演者>
内田素子(「盲導犬と地球を歩く」著者)
郡司ななえ(全盲の作家・「ベルナのしっぽ」著者)
盲導犬フローラ
2024年8月8日(木) 18:00~20:00
BOOK SHOP TRAVELLER(世田谷区・祖師ヶ谷大蔵)にて
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昼飯2021.3.16
・味噌汁/具=里芋・長葱・渦巻き焼き麩
・サツマイモ入りご飯/具=サツマイモ・生姜/調味料=塩
・白菜の煮浸し
<材料>白菜・山芋/調味料=だし汁(昆布+鰹節)・酒・薄口醤油・みりん
か砂糖・塩
・ジャガイモと人参のグラッセ風
<材料>ジャガイモ・人参・玉ネギ/調味料=バター・塩・胡椒
・長葱・春菊入り卵焼き
本日のおかずハイライトは白菜の煮びたしなり。山と刻んだ白菜と長いもすりおろし。材料はこれだけと素っ気ないけれど、たっぷりの出汁が染み込んだ白菜のうまいことといったら! 冬の鍋料理で、魚やら肉やら牡蠣やらに取り囲まれ、全身にその旨味を染み渡らせ大活躍したのはついこないだのこと。
人も鳥も動物も草木も春を恋しとう3月ともなれば、その役割を完全に終えている白菜。キッパリとした気持ちで春に向かうためにも、最後のひと働きをしてもらいたい。というわけで、まずは味の決め手となるだしを昆布と鰹節でたっぷりと用意。
あとはいたって簡単。刻んでおろすだけだから手はかかりません。そうですね、2人分で大きさ中くらいの白菜の半分を使います。繊維に沿って長さ5〜6センチを目安にザクザクと。
酒、薄口醤油、塩で吸い物より少し濃いめの味にしただし汁(とろろ芋を伸ばすための分を残して)で、クタクタになるまで弱火でじっくり煮ていこう。
野の扉からは、自家採種の種イモからじっくり育てたたくましい山芋が毎冬数回は届く。ねっとりと地味豊かな山芋も里芋と共に煮物、揚げ物、とろろご飯と、わが家の食卓を支えてくれるエースだったと、今更ながら実感。
皮をむいて、すり鉢ですりおろした山芋に残りのだし汁を少しずつ加えながら1.5倍くらいの量まで伸ばしておく。
たっぷりのだし汁が染み通った白菜を深めの皿に盛り、出汁じたてのとろろ芋を添えて出来上がり。
2024年8月8日発売
盲導犬と地球を歩く
郡司ななえと私たちの
わんだふるじゃーにー
内田素子 著
本体価格1600円(税込1760円)
ISBN 978-4-916110-78-7
A5判 152頁
全盲の作家郡司ななえ(代表作「ベルナのしっぽ」)と盲導犬と一緒に世界各地を旅してきた著者によるユニークな道中記。
盲導犬と歩けばこそ見えてくる、いろんな国のいろんなところ。その貴重な旅の体験や盲導犬についてのあれこれを率直に記す。
巡った国は10年間で9か国(ブラジル、スイス、カナダ、アメリカ、チェコ、フランス、オーストリア、ハンガリー、イタリア)。
盲導犬への無理解、厳しい検疫、コロナ禍等の困難を乗り越え、旅の仲間も増えて、楽しい旅が続いていく…。
郡司ななえによる跋文「あなたと出会えて、私も幸せになった」付き。
プロローグ
1 はじまりはブラジル
[2012年12月 サンパウロ リオデジャネイロ フォス・ド・イグアス / 2013年7月 サンパウロ サントス]
2 雨にけむるマッターホルン(スイス)
[2014年 8月 グリンデルワルト ツェルマット ベルン チューリッヒ]
3 爆走カナディアンロッキー
[2015年 8月 カルガリー エドモントン ジャスパー レイク・ルイーズ キャンモア]
4 酷暑のニューヨーク
[2016年 8月 ブロードウェイ 5番街 グラウンドゼロ ハーレム]
5 古都プラハ(チェコ)のはにかみ屋さんたち
[2017年 8月 ヘルシンキ プラハ]
6 青い海、青い空の南フランス
[2018年 8月 パリ エクサンプロヴァンス マルセイユ ニース ルルド]
7 ウィーン&ブダペスト おばさまたちの夢の都
[2019年 8月 ブダペスト ウィーン センテンドレ]
8 すべての道はローマに通ず
[2023年 クリスマス~ 新年 ローマ ヴァチカン アッシジ]
エピローグ
あとがき
あなたと出会えて、私も幸せになった 郡司ななえ
2023年11月7日発売
〈わが名は
シャクシャイン〉
名取弘文 著
本体価格2000円(税込2200円)
ISBN 978-4-916110-63-3
A5変型 (10.6×20cm) 96頁
挿絵・装幀:小林敏也
アザマロ、アテルイ、コシャマイン、そしてシャクシャイン。
アイヌの地を侵略し圧政支配するヤマトに対峙し、
抵抗し、蜂起したアイヌの英雄たち。
叙事詩的スケールで、いきいきと、劇的に語られる
アイヌ民族の世界観と受難の物語。
モシリは 神々が造ったもの
山には 山の神がいる
山には 山の意味がある
川には 川の神がいる
川には 川の意味がある
神々を畏れ 山を畏れ 川を畏れる
われらアイヌは 森を伐らない
大地を掘らない
*****************
ウタリたちよ わが名をとなえよ
われをだまして殺した者たち
われの仲間を恥ずかしめた者たち
われの仲間を殺した者たち
われらのモシリを奪った者たち
われらのカムイを笑った者たち
いつかマツマエも亡ぶだろう
いつかエドも亡ぶだろう
ヤマトも亡ぶだろう
著者:名取弘文(なとり ひろふみ)
1945年東京都荒川区生まれ、早稲田大学文学部卒業。神奈川県藤沢市の小学校教諭として勤務し、途中から家庭科専科となる。2007年退職。退職後は「おもしろ学校理事長」を名乗り、各地で出前授業をしている。 主な著書に『おもしろ学校の日々』(教育出版)、『おもしろ学校開校記念日―好学心とエントロピー』(有斐閣)、『おもしろ学校ナトリのライブ』(自然食通信社)、『こどもの権利』(雲母書房)、『シネマの子どもに誘われて』(現代書館)、『おもしろ学校映画館』(子どもの未来社)など。映画に『おもしろ学校のいち日 名取弘文の公開授業』(制作・監督 西山正啓)。
1993年の国連の国際先住民族年をきっかけにアイヌ民族との交流を続けている。
2023年6月26日発売
『野の花歳時記
田川洋吉 写真・俳句集』
田川 洋吉 著・写真 本体価格1300円(税込1430円)
ISBN 978-4-916110-77-0 B6変型並製 48頁
オールカラー
遺作となった4冊目の写真・俳句集。
様々な草花や樹木の写真に自作の俳句を添え、
歳時記のように四季の移ろいに沿って配列。
写真50点、俳句50句。オールカラー。
私はすでに3冊の写真集を自費出版しています。もし90歳まで長寿を全うすることが出来たなら、記念として4冊目の写真集『野の花歳時記』を上梓したいと考えています。これはその原稿(下書き)のつもりです。ご覧いただき真にありがとうございました。~「はじめに」より
田川洋吉: 1931年熊本県生まれ。熊本大学薬学部卒業、熊本逓信病院(のちにNTT九州病院)薬剤科勤務。1991年NTT九州病院薬剤科部長を退職。熊本市より東京都多摩市へ転居。2021年11月1日永眠。
〈写真歴〉1989年「日本の自然」全国写真展入賞。1989年熊本日日新聞社写真展入選。1989、1990、1991年九州二科会写真部公募展入選。写真展(個展)を多数開催。写真・俳句集を3冊刊行 (いずれも絶版。デジタルブックにして無料公開中) 。
https://tagawaphotoalbum.actibookone.com/
2023年3月3日発売
早川ユミ・文 まりぼん・絵
本体価格1800円(税込1980円) ISBN 978-4-916110-76-3
グローバリズムはゆきづまり、
食糧危機ということばが
飛びかっているけれど、
土がある。
種がある。
自然な畑は
耕さなくて 草といっしょ
耕す労働や
わたしが、わたしが の
人間主義から
とき放たれたら
たねつちと踊りだして
天然農と、 つい、 名づけました。
https://www.nhk.jp/p/ts/BX2PG2W4VR/