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寒中お見舞い申し上げます。
何十回となく口にしてきた、希望をつむぐことばが胸の奥にわだかまったまま、それでも新しい年はやってきました。
原子力発電を必要としない暮らしをつくろう、山や森や土や海とともにいのちを育むしごとをないがしろにしない産業のあり方を考えていこうと、小さな雑誌『自然食通信』を私は、30年前に創刊したのでした。
国も産業界も”オイルショック”から立ち直り、バブル経済へと走り始めていました。映画「チャイナシンドローム」が封切られた直後に、スリーマイル原発事故が起こり、事故を予見したかのような映画のリアリティに私は衝撃を受けました。
だけどあのとき、国もメディアも米国で起こったこの深刻な事故に通りいっぺんの対応のあと、すぅっと蓋をしてしまった。そして、チェルノブイリの事故が起こった。そのときも、自分のところではありえないことと、他山の石とすることから目をそむけ、とうとうこの列島を放射能まみれにしてしまった。
放射能は気流にのり、雨や海水に溶けて、地球を巡ってしまっている。経済成長に向けて一日も早い発進をすることしか頭にない人たちは、経済こそがすべてに優先されると考えているようです。
この世に生まれたばかりのいのち、これから生まれようとするいのち、永い永い未来を生きていかなくてはならない沢山の子どもたちのいのち。かけがえのない一人ひとりのいのちを守るためにこそ国というものも、経済活動というものもあるのではなかったのか。けれど、いのちのいとなみは一時も留まることはできないのですから。0歳の子どもは、選べない空気や水とともに、10年後には10歳になります。
私たちは前へ進まなければ。原発を必要としない社会への一歩を踏み出さなくては。
2012年1月 自然食通信社
代表 横山豊子
★”悪い夢を見た”で済まされない、
原発のもたらす終わりなき災厄。
海沿いの小さな村々に降って湧いた電力3社の原発計画。巨額の金が乱れ飛び、
地域の絆をずたずたに裂いた悪夢のような日々を、28年にわたる粘り強い闘いの末、断ち切った能登半島・珠洲の人たち。
本書『バッド・ドリーム〜村長候補はイヌ!? 色恋村選挙戦狂騒曲』は、
渦中にいた著者によって、事実をもとに書かれたフィクションです。 バッド・ドリーム
~村長候補はイヌ!? 色恋村選挙戦狂騒曲~
落合誓子著
定価:1600(税込:1680)円
A5判並製 152ページ
2009年8月31日発売
犬が村長候補!? 田舎の選挙には何でもアリだろうって? はてさて…
物語は日本海に面した架空の村、色恋村に起こった開発を巡る20年戦争をブラックなユーモアを塗し展開するが、じつは、「犬」意外はみんな実際にあったこ とを下敷きにしている。現実の舞台は石川県珠洲市。原子力発電所建設のため電力会社がばらまく億単位の金、巨額の交付金…地域共同体をずたずたにひきさく 黒い黒い真っ黒な金。子どもたちのいのちの未来のためにきれいな海を残そうと戦った著者たちの20年に及ぶ闘争の傷跡は深く、事実のまま書くことは生傷か ら血が噴き出すからと本書はフィクションのかたちをとることになった、いわく付きの小説。今年3月11日。恐れたことが福島で現実のものとなってしまい、ふたたび著者はペンをとって、自身のブログに原発との闘い20年の間に起こったことを綴り始めました。
落合誓子さんのブログはこちら→http://ameblo.jp/seiko-ochiai/
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2001年、香川県の滝宮小学校5、6年生が始めました。
大切なルールは「親は手伝わないで」。
献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片づけまで、全部、
やるのは子ども自身。
決して弁当に点数をつけたり、評価はしません。
「あ るお母さんが、小学校1年生の男の子を台所に立たせはじめた。ある日の夕食に、男の子は一人で5つの目玉焼きを作った。4つは焦げたり黄身が端っこに寄っ たり、つぶれたりしたけれど、ひとつは大人顔負けのきれいな目玉焼きになった。男の子は5つの皿を食卓に運び、失敗作は祖父母と父母の席に置いた。
大人と同じレベルの仕事ができたことが幼いこの子にとってどんなに誇らしかったか。こんなにも真剣に、自分の労働の価値を自分の体内にとどめようとしている。こんなステップを踏んで一人前になっていこうとしている。( 『始めませんか 子どもがつくる「弁当の日」』 竹下和男対談鎌田實 から)
弁当の日”を始めたら、教室で、子どもどうしで、家族のなかで、こんなキラキラ輝く、あるいはこころの奥深くに沈んで光を放つだろう出来事がたくさん起こっています。 「ひろがれ”弁当の日”」ホームページ
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