昼めし日記

東京・新宿から西へ、JR中央線の西荻窪駅を降り、北口を出て線路沿いに歩くと『のまど』という旅の本屋があります。先日、そこで行われたサラーム海上さんのスライドトークショー(※)に参加し、仕入れてきたレシピが昼めし日記に登場です。
※『サラーム海上の中東料理リサーチ最前線2016年夏編』-新刊『MEYHANE TABLE 家メハイネで中東料理パーティー』(LD&K)の発売を記念しての、中東料理が一品付いたスライドトークショー

2016年8月8日(月曜日)(料理人 よこやま)
DSCN0823ヤズ・サラタス
(スイカとミントと白チーズのサラダ)

トルコのデザートサラダ。
白チーズの塩が利いてるので塩を入れる必要はありませんでした。
びっくりするほど真夏の暑い時期にぴったりなさっぱりとしたさわやかな一品でした。

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DSCN0755_bluetomato青トマトが届きました。はじめまして!と拝見。これを冷製スープにしたり、炒めたり。赤いトマトとはまったく違う食感、味わいで楽しめるとのこと。それはうれしいです。まだ熟す前だからとても硬い。スープ用には最適ですりおろすのもやりやすいんだそう。わたしもやってみたいな、とはいえ、巷で、あえて青いままのトマトって売っているのかしらね?みたことないなあ。すっかり青トマトスープのファンになりましたが、巷にないなら、そうだ、うちのベランダ菜園のまだ青っぽいトマトでやってみればいいかな?と思ったら、数日前にカラスにとっていかれてしまったことを思い出しました。(み)

7月19日(火)料理人 よこやま
DSCN0765_all・クスクスのオムレツ風
・青トマトの冷製スープ
・夏野菜サラダ
・ノラ・カンパーニュ

 

 

 

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   やってまいりました。暑苦しい夏?いやいや、それともまだ梅雨が明けていない?だいぶ早い段階からムワ~ンとした生暖かい空気にまとわれている事務所です。今からこんなに暑くて大丈夫か?東京の水がめは?などとあちこち心配はしてみるものの、時々思い出したように雨を降らせているおてんとさん。どーなってるんだぁ?ということで、身体がついていくのもなかなか大変ですね。お昼のまかないにおいても、ごはんつぶが食べたいのか?しかしパンも口の中でモソモソする季節だな、と食料ストックを眺めながら料理人さまの脳内レシピはあちこちの引き出しをひっぱりだし…。さすがです。なるほど、これがぴったりかも、というメニューになりました。(み)

7月12日(火)(料理人 よこやま)

DSCN0733・ズッキーニと枝豆ととうもろこしのクスクスピラフ
・冷製スープ ビシソワーズ
・フレッシュサラダ

 

 

 

 

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毎日おいしいまかないをたらふく食べているのに、どんだけ!ってほど更新をサボっておりました。。あれもこれも“独創的”で“うんまい”まかない揃いだったのにお見せできなくて残念。(いえ、ちゃんと記録はとってありますけれどね…)ということで今週、野の扉より届いた野菜たちの中にいよいよ夏の到来を感じさせるベビーコーンが。ほらみて!とザクリと皮に手を入れて見えてきたはキラキラ光る“とうもろこしのヒゲ”。ヒゲの大群(?)を崩して分け入るのがもったいない程だけど、その奥にはほんとに小さくてかわいらしい粒々の、生まれてネ!なベビーコーン。この大量のヒゲから養分が送られて立派なとうもろこしに育つんだね、と盛り上がりました。だからこんなにキラキラだったんだ、ヒゲ。これから最盛期に向かって育ついのちはキラキラだっていうことです。(あたりまえか…)(み)

6月8日(水)
・鶏むね肉入りラタトゥイユ風スープ(カルダモンが入ってGood)
・赤い大根とポテト、きゅうりのサラダ(赤キャベツ、枝豆、新玉ねぎ、フェンネルの茎入り・自家製マヨネーズで)
・車麩とニラのチャンプルー(ニラが肉厚でしっかりしていた)
・ライ麦の黒パン(ノラの黒パンはどこのものより味わい深い)

 DSCN0601 

 

 

 

 

 

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先週から雨がひたすら降っている。曇りと雨の日々。よく降りますねえ。昨日はちょっと晴れ間が出て、やっぱりおひさまが顔を出すとうれしい!なんて思ってたら、今日はまたまた曇り空。ころころと変わりやすい天気に、『洗濯物が乾きませ~ん!』。
さて、ただいまインターン生を受け入れ中の当事務所、昼めしもにぎにぎしい日々。野菜の消費も早い!次の『野の扉』のやさい定期便 の日を待たず、やさいBOXの中は閑散としだす。箱の中でさみしそうにコロンと転がったじゃがいもたちや、冷蔵庫の中のこまごまとした野菜たちを眺めながらしばし脳内シミュレーション、作りながらもメニュー変更して。(み)

zenntai20150826
・ゴーヤとパスタの韓国風炒め
・甘トウガラシのポテトサラダ
・モロヘイヤとオクラの味噌汁
・頂きもののパン
(料理人 やまうち)

 

 

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 2010年8月31日

  昼めし献立 

  • カボチャとオクラの煮物
  • ワカメと春雨とキュウリ、ゴーヤのナムル風
  • 干し海老入りサラダライス
  • モロヘイヤと麩の吸い物

★★昼飯コラム★★

  懐かしいシオカラトンボ

「安定した太平洋高気圧のおかげ(?)できょうも最高気温35度」と手もち無沙汰ぎみに伝えるラジオのお天気キャスターに筋違いの文句を言うわけにもゆかず、25分の自転車通勤をさぼって久しぶりにバスでご出勤。始発だから座れるし、わずか15分ほどだけれど、短いエッセー1~2編は読めるしで、楽チンなことこのうえなし。
発車してまもなく、反対側の席のほうからビ、ビ、ビ、ビ~と気ぜわしい音がして、目をやるとトンボがガラス窓のあちらこちらとやみくもにぶつかって立てている音でした。窓はびっしり閉まっていて、開くかなあと思いながら見上げると、横長の細い窓が。六十肩に響かないよう、すべり具合のひどく固い窓を20センチほどようやく開けたけれど、こっちに来てくれるかなあ。目の前でジタバタしているトンボにまったく目もくれず携帯に夢中なのは二十歳そこそことみられる若い女性。あ、反対側に座った女性も頭の上の窓をこじ開けてくれている。こちらは30代後半といったところか。
トンボは大きさから、シオカラトンボかな。子どものころはさんざん追っかけていたものです。…
どうやら少しばかり開いた窓からトンボは思ったより早く脱出できたようでした。
昆虫たちが束の間のいのちを燃焼する夏。ため息もらすほどかすかながら、早朝の空気や、からだを包む夕暮れ時のほてった風のなかにも涼やかさが忍び込んで、季節の変化は少しずつ確かな感触になってきています。
あぁ、涼しくなったらなったで、夏バテに襲われるんだろうなと、もう片方では早手回しの現実を引き寄せてしまいました。

 本日のオイシイ!

秋近し。カボチャのおいしさがひき立ちます。

天ぷらがイチバン、煮物はちょっと、と言わず、作ってみて。


夏の終わりから秋にかけてのカボチャ。甘みがのっておいしくなりますよね。私の世代だと、子どものころ、カボチャといったら、まずは表面に入った筋がクワッと中心に食い込んだ形のカボチャではないかしら。ねっとりと水分が多く、煮れば汁をたっぷり含んで口のなかでとろけそうに。
天ぷらと言えば野菜揚げと、相場のきまった庶民の食卓では、このカボチャが主役のひとり。それからサツマイモ、インゲン、茄子、牛蒡…。今のような新顔野菜なんてほとんどありまっせん。近所に油屋さんがあって、一升瓶を持って白絞油(菜種油を精製したもの)というのを時々買いに行かされたっけ。量り売りの時代です。
明けても暮れてもこんなところ、1960年代も半ばを過ぎる頃には、現在主流のホクホクした果肉の“西洋カボチャ”(とか北海道カボチャとか言ってた)やピーマンも登場。我が家では神楽ナンバンという辛味のある、ピーマンの野生種のような姿をしたのを大人はウマイうまいと食べていました。

で、ことしはカボチャの煮物がマイブームに。せっせと家でも事務所でも作っております。
だいたいは面取りなんぞというめんどうなことはやらず、角がくずれたっていいわ主義でいくのだけれど、ことしは何回か、仕上げの美しさにも挑戦してみるかと、面取りして煮てみました。これはホクホクのエビスカボチャタイプ(品名は違ってたけど)。カボチャに甘みがあるので、砂糖も味醂も使わず、だし汁と酒を煮たて、塩と醤油をひと差し。これでも甘いものの苦手な人には甘~い!といわれそうな仕上がり。最後の煮汁でオクラをさっと煮たのをあわせて。

ナムルは、すりおろしたニンニクと塩ポン酢(全農直営店で発見。アミノ酸無添加が気に入ってただちにゲット! 橙果汁と酢と塩、昆布だしなど)と、だし汁少々、ごま油のドレッシングで、軽く塩もみして水気を絞ったキュウリと、春雨と、揉み海苔を和えます。韓国のナムルほど個性は強くなくて、ソフトナムルとでも名づけましょうか。

ごはんにも、甘夏果汁のほかにこの塩ポン酢を使ってみます。干し海老も一緒に炊き込み、
粗熱がとれたら、キュウリの塩もみを混ぜ込んで。

吸い物はモロヘイヤと車麩の具で。だし汁、塩、醤油少々で味つけ。

本日のお茶

ドクダミ(新潟・松之山産)とヨモギ(ご近所…犬の散歩道を避けるのは至難の技だわね)    

                                                                 料理人:よこやま