| 2004年11月1日 | |
昼めしの献立
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										北海道の麦々堂(『カムイブロートの食卓』より)からパンが来た。フォッカチャや、キャラウェーの香りがする果実入りカンパーニュ。宅急便の箱を開け、なかのパンたちが顔を出すと、いつも、光にあふれたパン屋と麦畑とひんやりした空気がふっと立ち上ってくるようでうっとりする。今年、旭川ではもう2回雪が舞ったらしい。北の地で小麦粉をこねる麦さんの手を想いながら今日はパンをいただこう。
 パンにぴったりはごろごろの根菜スープでしょう、と決めている、わけではないがいつもこうなる。あんまりレパートリーがないからだけど…。大好きなのだ、ごろごろが。生姜を千切りにして八角をきかせて薬膳っぽい風味を狙ったがうまくいったかな。土曜日は寒かった。煮込むと食感がとろっとする野菜たち…蕪の季節がやってきて嬉しい。 編集長が自宅近くで買ってきたずいき(芋茎)。里芋の茎の部分のことで、皮をむいて干したものは「芋がら」と言うのだそう。この「芋がら」をおっかなびっくり、はじめて料理に使ってみたら、どうももどし方が足りなかったようで固いし乾物の臭みが残っている感じだ。芋は煮えてるんだけどな…。”できあがり”にしてしまおうかと思ったが、もう一度水を足して胡麻油で味を足しつつ煮込みなんとかおいしくなった。ほかにも編集長が持参した白いんげん豆、金時豆、ヨーグルトからつくった即席チーズと、素材はたっぷり。蒸し煮にしたキャベツとセロリを刻んでクルミを散らしてサラダに。  | 
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| スギナとミント 5時のおやつには麻珈琲 | |
| 紫イモのようかん | 
料理人:でこ
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