昼めし日記

これまで保育所の食事を一人でつくったり、カフェテリアの大釜で100食分の料理をつくったり、給食のおばちゃんをやってみたり、と、いろいろよそんちの台所や厨房に立ってきたけれど、事務所のまかないにおいては、毎度(といってもたいした頻度ではない)野菜と冷蔵庫の前で立ち尽くす。まるで今日が料理の覚えたてみたいな気分で。さあて、今日ここにある材料でなにをつくったらいいんだ?と。それでも野の扉の野菜がまだまだたくさんあったのでありがたい。いろんな野菜をちょっとずつ使ってみたら、なんとなくにぎやかに。

6月25日(月)料理人:YM

●麩と野菜とソーセージのソテー
パンを食べるのにお麩はしつこいなあと思いつつ、食材かごの中で目立っていたので採用。スープの出汁とターメリック、クミン、オールスパイス(ガラムマサラがあったら入れたかった)、塩、胡椒、ナンプラーで味付けしたソースに卵を1個溶く。十分浸したら焼く。
●いろとりどりサラダ
野菜だけのサラダ。キュウリ、人参、紫キャベツ、枝豆、とうもろこし、ツルムラサキ。人参は沸騰した鍋に入れて10秒。湯にくぐらせる程度。きゅうりも紫キャベツも千切りはするけれど、水が出すぎるので塩もみせず。ツルムラサキ、枝豆、とうもろこしはそれぞれ茹でる。ドレッシングは、オリーブオイルに酢、にんにく、人参、たまねぎのすりおろしにスープの出汁、塩、胡椒、ほんのちょっとの洗糖を入れてできあがり。
●くたびれ野菜のスープ
前回の野菜がまだ残っていたのでこちらも消費したいところ。それなりに量があり、くたびれ加減に哀愁も感じるので早くつかってあげたいときには、具だくさんスープがいいなあ。まあ、いつも具だくさんだけど。昆布とかつおぶしの出汁に塩、醤油、酒で味付け。具は、山東菜、長ネギ、ちぢれキャベツ、麩を使用。
●ノラのパンと市販のフィンランドのライ麦パン
ノラのパンは2種類。食パンとくるみパン。適度に水分を含んだしっとり感があり小麦の味もして、しみじみとおいしい。市販のフィンランドのパンはライ麦80%。もう少ししっとり感あるといいなあ~というのが正直な感想。