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2012年9月10日 発売

※ 好評21刷!!
「人生の最後に、青春がきたらなあ」

ききがたり ときをためる暮らし

つばた英子・つばたしゅういち
聞き手・水野恵美子   撮影・落合由利子

本体価格:1800(税込:1980)円
ISBN:978-4-916110-26-8
A5変型判/並製/220頁

山を削ってできた造成地に丸太小屋を建て、木を植え、土を耕し、自給生活めざして四半世紀。

自分流に、手間暇を楽しみ、ていねいに生きて、ふたり合わせて171歳を迎えた夫婦の懐に飛び込んできた若い取材者との出会い。「平凡なことを、平凡な気持ちで実行しているだけの私たちの暮らしに添って、そっと見守るように(『あとがき』より)」続けられた膨大な録音は、緩やかに流れる大河の一雫にも似た人生の軌跡を照らし出す「ききがたり」へと実を結んだ。

歳月をかけ、春夏秋冬、ふたりに寄り添い撮影した美しい写真を多数掲載。丁寧な取材から掬いとられた言葉は、なつかしい未来との対話のようです。

英子さん語録とにかく「見守る」「…みんな同じじゃないですもの。一人ひとり、みんな違う。マニュアルなんかないの。畑に育つ野菜も、同じようでも決して同じものはないのね」、味覚の記憶「孫のはなこさんには、20年以上『食べもの」を送り続けて、このごろやっと、この味が伝えられたかなあって思いますよ」、ときをためる「35年かけて、食器棚やチェスト、ワードローブ…と、ひとつずつ買いそろえてきたんですよ。…娘たちが嫁ぐときは、これを持たせようと、いつの頃からか二人で決めて」
しゅういちさん語録自分の家は自分で維持する「庭の木は、小さな苗木から植えました。表土をはぎ取って造成された土地に、もう一度、里山の緑が回復できるのかと実験の意味も込めて」、気に入ったものはとことんまで「セーターも、50年近く着ているものもあってね。アイルランドの羊毛で編まれたもので、ヨットに乗るときはこれを。海水をかぶったりして酷使していますが、いまだに現役。あたたかいですよ」

1年かけて通い伺ったお二人の話には、小さなキッチンガーデンから次世代に届ける、やさしいメッセージがたっぷり詰まっています。
津端東京新聞2014.5

中日新聞2014.5.9/東京新聞20145.11で紹介

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◆著者:つばた英子
1928-2018年。愛知県半田の200年以上続く造り酒屋で育ち、50年、しゅういち氏と結婚。キッチンガーデナーとして大地に根ざしたていねいな暮らしを実践。夫婦の共著として『ききがたり ときをためる暮らし』(自然食通信社)『なつかしい未来のライフスタイル』『キラリと、おしゃれ』(ミネルヴァ書房)『ひでこさんのたからもの』(主婦と生活社)他がある。2018年6月、しゅういち氏のもとに逝く。前日までふだんの日常を過ごす。享年90歳。

◆著者:つばたしゅういち
1925-2015年。自由時間評論家。東京大学卒業後、アントニン・レーモンド、板倉準三の建築設計事務所を経て日本住宅公団へ。「高蔵寺ニュータウン計画」で日本都市計画学会石川賞。広島大学教授、名城大学教授などを経てフリーで評論活動を続ける。2015年6月、午睡中に逝く。享年90歳。

 

◎うれしい読者カードをいただきました。ありがとうございます。

【74歳 男性】書店で何気なく手にとって表紙の写真をみて直観的に自分が望んでいるような暮らしの本だと思いました。すばらしい本です。そしてあたたかなぬくもりが伝わってくるような所々に挿入されている写真がとてもいいです。新型コロナウイルスにも負けない、充実した暮らしが伝わってくる本です。著者のつばたご夫妻の生きる姿も文章から伝わってきます。このような生活に憧れています。この本は僕の座右の書として何度でも読み返すことでしょう。

【24歳 女性】 暮らしを大切にして暮らす毎日を生きる。そのことが、一番幸せの近道ではないかとこの本を読んで感じました。またお二人(つばた修一さんとひでこさん)の穏やかなやりとりに夫婦で長く歩む秘訣のようなものが伝わりました。お二人のような暮らしをいつかしてみたいと切に思います。

【78歳 女性】つばたさんご夫妻の自然によりそった暮らしぶりに感動しました。折あるごとに手にしております。わが家は畑などありませんが、英子さんのまねをしてジャムやピールを作りました。ケーキも良く作ります。続けてよい本ができますことを願っております。