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2019年1月20日 発売

重版出来!(2019年1月20日刊行)

ニュートンは
リンゴで ぼくは
弁当で

100年未来の家族へ
ぼくらがつくる〝弁当の日〟5.7.5

竹下和男 文・写真
宝宵和美 ・写真
本体価格:1400円(税込:1540)円
ISBN:978-4-916110-88-6
A5変型判/並製/144ページ(オールカラー)

はじまりのぼくは、スーパーで迷子になった。買いたいものをさがせなかった。はじまりのぼくは、リンゴの皮がむけず、ごはんをたけなかった。友だちと弁当の見せっこをしていると、失敗までもが楽しかった。今はスーパーで迷わないし、楽しみながら買いものができるようになった。うまく答えられないけれど、なんとなく、ニュートンに負けない発見もしているような気がする。

 

次はいつ?
父も待ってる
”弁当の日”

   

解説は手伝わないで」この一言から香川県滝宮小学校で”弁当の日”の取組みが始まって18年。校長就任後まもなく著者が打ち出した「材料の調達から、調理、後片付けまで子どもだけでする”弁当の日”」の実施校も、小・中・高・大学合わせ2300校を数えるまでに。本書は著者が18年撮りためた写真と、子どもたち自身の発見や思考の深まり、成長を物語る数々のエピソードから掬い上げた川柳128句で構成。

「先生たちの考えていることがだんだんわかってきた」…親元から離れ、大学生や社会人となり、子を持つ親の世代になった卒業生たちから届いた便りへの感謝の気持ちというお返しでもあります。

(本文より)
失敗作 いいえ あなたのデビュー作
目覚ましより 先に起きてる ”弁当の日”
弁当は 水平運動 見せっこまで
ばあちゃんが 育てたマンバで 郷土食
子の自立 さびしいけれど ガマンガマン
鶏・魚 野菜・牛・豚 オレになる …


竹下和男(文・写真)

1949年、香川県生まれ。小・中学校長、行政職を経て平成12年度より香川県滝宮小、国分寺中、綾上中の校長を歴任。3校で全国初の試み「子どもが自分で作る”弁当の日”」に取り組み、2010年3月退職。朝日・毎日・読売・産経各紙、共同通信を通じて各地方紙や雑誌等で広く紹介された。その間、『”弁当の日”がやってきた』『台所に立つ子どもたち』『始めませんか 子どもが自分で作る”弁当の日”(対談・鎌田實氏と)』『ごちそうさま もらったのは”命”のバトン』(以上小社刊)を上梓。以後フリーで講演活動を通じ、学校・家庭・地域が手を携え子どもの成長を喜びあえる環境づくりをと、精力的に活動している。著書多数。

宝宵和美(写真)
1973年生まれ。96年、(株)スタジオエビス入社後、99年独立。CDジャケット:椎名林檎『加爾基 精液 栗の花』、宗次郎(オカリナ)、ベッキー、King Bratherz。「日比谷公会堂」記念写真。『Feeling Birth』(自然食通信社)撮影。ライフワーク:出産写真「ありがとう」上映会、男の介護教室(久留米教室)主宰。

「弁当の日」の実践は全国の小中高校、大学、オフィスへと、2030校を数えるまでに広がっています。それぞれの現場から寄せられる生き生きとした取組みの様子が、竹下和男さんの公式HP『子どもが作る〝弁当の日”』で読めます。

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