1995年6月1日 発売
※ 絶版
寝たきり少女の喘鳴(こえ)が聞こえる
山口ヒロミ・文と絵
定価:2200(税込:2420)円
ISBN:4-916110-60-9 1995年6月発行
A5判 上製 264ページ
大阪ラテン系セニョリータな母と謎々不思議に満ちた娘とのイノチ響きあうスリリングな日々
「天音(あまね)」と名づけられた娘は超重度の障害児。娘の強靭な生への意志に鍛えられみちびかれて「今日この一日」を生き切る楽天性取り戻した妻は夫とともに、個人誌『あまね通信』を創刊。
社会に向かって開かれた窓から我らがイノチのいとなみ伝える翼となった通信は、娘、母、父とで縄なう共棲の歳月を乗せ、比類ないやさしさに満ちた一冊に。
2000年10月に19歳で亡くなった天音との日々を綴った画文集『天音amane』には銅版画作品を多数収録。2003年10月開設の天音堂ギャラリーにて作品を常設展示。2011年12月にギャラリー運営を終了しました。
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