2007年7月25日 発売
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野のごちそう帖
花房 葉子
定価:1700(税込:1870)円
ISBN:978-4-916110-19-0 2007年7月25日発行
フランス装 フルカラー A5変型判 160ページ
あふれでる野生の香気、いのちの蜜。草木や、鳥、虫、見えないものたちの気配と溶けあう森の暮らしの至福。17年間の森の暮らしのなかから生まれた画文集は、幻想的な銅版画、五感を刺激するイラストとともに、自然のいとなみとの交感が、鮮烈に、官能的なことばに紡がれて、深い余韻を残します。『カムイブロートの食卓』につづく花房葉子の新著作。 たべものの話や本の話、植物や、動物たちとの話が語られながら、自然界の魔法のような魅力にふれる、稀有なエッセイ。
●著者紹介● 花房葉子
1987年和光大学芸術学科卒。画家・イラストレーター・作家。そして旭川のパン屋「ベッカライ麦々堂」のおかみ。エッセイ集に『カムイブロートの食卓』(小社刊)。挿画の仕事として『りすのあかちゃん』(福音館書店)、『エマおばあさんとモミの木』(平凡社)。画家としても各地で個展を開催。
●もくじ●
春)懐かしい羽音、命つないだ蜜蜂/木々の新芽が発する春夜の妖気/黄金色に輝く蜜はタンポポの花粉入り/菜の花や春菊とゴルゴンゾーラのサラダ
夏)五年の沈黙から目覚めたオールドローズ/草ぼーぼーの妖しすぎる庭には魔女が住む?/犬たちの好物お化けキュウリ
秋)余韻も残さず姿を消す北の夏/青いトマトでつくるピクルス/永遠のあこがれ洋梨のワイン煮/拾ったスモモのジャム/豆コロッケ
冬)マイナス20度の暮らしとは/ゆっくりと豆を煮る楽しみ/長い夜に蜜蝋キャンドルづくり/初めて聞く雨音のやさしい音色・・・
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