昼めし日記


2004年9月2日
昼めしの献立

  • トマトとバジルのマリネ
  • 塩ゆで落花生
  • 人参の間引き菜、満願寺唐辛子、茄子、桜エビの炒り煮
  • 小松菜と長ネギとじゃがいもの味噌汁
  • ごはん
生落花生

 生の落花生が来た! 生からゆがくのは初めてです。洗って泥を落としたあと、編集長に教えてもらったとおりたっぷりの塩を入れて水から約20分ごろごろ、くつくつゆがく。カラを割って煮え具合を確認し、ちょうどよくなったら火をとめてそのままさます。塩味がしみるまで味見しながら待って、ざるにあげる。うす茶白の豆もカラの内側の壁も、しっとりして美しい。「枝豆よりもこっくりしててね、いくらでも食べられる!」と編集長。
 摘みたてのバジルにイタリアントマト、酢とオリーブオイルをきかせたマリネ。間引き菜たちはぜんぶみじん切りにして、ごま油にニンニク、鰹節と一緒に醤油で煎り付ける。ふりかけのようにごはんにかけて食べよう。からだが人参の菜っぱを欲してる感じ。青みの強い新鮮な人参の香りが、しみわたっていくよう。

料理人:でこ