おしらせ

鬼とは魂である。

北の端で、海で生き続けようとした、一人の漁師に捧げる鎮魂歌———

『鬼よ』

故郷北の辺の海に生きる人々の、国策に蹂躙されながらもその魂を失うまいとする生き方を独り身で演じつづけて30余年。
「人群れる所、常に劇場を」と、上演回数2000回をはるかに越える下北三部作『人生一発勝負』『百年語り』『心に海をもつ男』や、『OOOKAMUY—オオカミ』『アテルイ』他の作品で全国芝居行脚を重ねる役者、愚安亭遊佐の新作『鬼よ』公演のご案内です。

新潟公演;10月11日(金)19:00~ (両日とも開場は30分前)
        12日(土)14:00~
  会場;新潟県加茂市・旧加藤眼科
チケット
;¥2,000

今年1月、東京北区・王子「北とぴあ」での『こころに海をもつ男』公演を企画した「下北半島プロジェクト」がオピニオンウェブマガジン<マガジン9>で、公演を観て「 …あまりに迫力のある芝居で、体が震えました。この日本を、我々の生活を、『このままでいいのか』と問いかける芝居でした。今の日本に対する怒りがある。憂いがある。この大地と一体になった、いわば<宗教的>な情念さえ感じました。…」 と自身のブログで書かれた鈴木邦男さんと愚安亭との対談を掲載しています。

 

東京公演;10月17日(木)19:00~ (全日程開場は30分前)
        18日(金)19;00~
        19日(土)15;00~                 
  会場;新宿・SPACE 雑遊               
                 チケット;前売  ¥3,500 当日 ¥4,000

主催;遊佐企画                
<お問い合わせ・予約>090−2328−1175 木本へ

 

表紙イメージ
新版

アテルイ
(自然食通信社刊)
はるかなる母神の大地に生きた男(ひと)

愚安亭 遊佐/高橋 克彦/又重 勝彦

定価:1800(税込:1890)円
ISBN:4-916110-73-0 2002年11月発行
A5判 183ページ