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昼めし日記

2008年 1月 16日
昼めしの献立 
  • クルミ入りミカンピラフ 
  • 小松菜と里芋の味噌汁 
  • ジャガイモ、サツマイモとカリフラワーの煮込み 
  • 間引き人参と蕪の温サラダ 
  • 白菜の漬け物、赤蕪の甘酢漬け

       あったかぁーい木です

 事務所へ通ういつもの道には立て続けに坂が二つもあって、近ごろは二つめの坂はたいてい上り切らず、坂の途中から自転車を押して歩くことが多くなりました。
ほーっと息を吐いて立ち止まり、目をやると、大きな楠の老木がいつもと変わらぬ姿で立っています。全方位に伸ばされた太い枝は自分の重みで地面に触れんばかりに垂れ下がってしまっているから、外からは中心の幹も、身をよじるようにして下がり続ける枝を支える格好で置かれた石のベンチもすっ
ぽりと覆って、濃緑の巨大なお椀をかぶせたよう。
 常緑樹なのでわかりにくいけれど、新緑の季節には、柔らかな若葉が古い葉の間から顔を出してきて、世代交代もぬかりありません。この若葉を一枚、揉んでみると、涼やかでかすかに甘い揮発性の匂いが。樟脳は楠から作られていると、以前聞いていたことが頷けたのでした。
それ自体、深い森のように静かで、どこか枯れた味わいもたたえる老木は、その大きな腕のなかで大人や子ども、野良猫も鳥たちも、平等にくつろがせてくれています。
 かくいう私も休みの日など、瘤のようになった老枝の肘にもたれて無防備に眠りこんだりしています。木は別にだれの所有物でもないのだけれど、大好きな木のそばにいくと、胸の裡に灯りがともるような気がします。(実は50メートルばかり離れた同じ敷地に、まるで対のようにそっくりな姿の楠の木がもう一本あるのです) 写真は、年が明けてから撮った一枚。

霜柱立つ畑でも野菜たちは春支度

冬真っ只中、畑も盛大な霜柱が立っているのですが、野の扉の小さなハウスで寒さをしのぎながら育ち始めた人参が今年も葉つきでやってきました。

これが楽しみでねえ。元気そうでしょ。さっと強火で蒸して(生でももちろんオーケー)、やはり蒸した蕪、蕪菜とさっそく、オリーブ油と塩少々、酢を軽く振ってサラダでいただきます。長さ5〜6センチ、太さは小指ほどだけど一丁前の姿でしょ。やさしい甘さと歯ごたえ。蕪の瑞々しさともぴったり。

煮込みの味つけは塩。最後に、サワークリーム、牛乳、卵黄を混ぜ合わせたソースを加えて。隠し味にターメリックをほんの少し。油を少し入れた鍋でターメリックを軽く炒めて香りを出してから、ジャガイモ、サツマイモに絡ませ、水を入れて煮込む仕上げのソースはサラダ用につくったドレッシングが残っていたので、それを増量したもの。煮立たせないよう火を弱めて煮詰める。

漬物も、野の扉から。薄塩に漬けた白菜がうーん、おいしい! これが熟成して軽く酸味が出てからがワタクシにはたまりませんね。赤カブもおいしいです。泰子さん、漬物上手だわねえ。

ミカンを食べ飽きたら、たっぷり絞ったミカンジュースで炊きあげるミカンピラフにしてみては。当事務所ではお客様にもかなり好評です。毎度おなじみで、レシピもいつも通り。炊き上がりに刻んだクルミを散らして。
小松菜と里芋の味噌汁の仕上げに、煮込みのソースに使った卵の残った卵白が入りました。

本日のお茶

パプアニューギニア産オーガニックコーヒー 

本日のおやつ

          

                                   料理人:よこやま

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