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昼めし日記

2006年10月26日
昼めしの献立 
  • 刻み昆布と生姜炊き込みごはん 
  • たっぷり長ネギ入り卵焼き 
  • 千切り大根と人参、水菜のサラダ 
  • 里芋、大根、人参の味噌汁

長ネギは新聞にくるんで日の当たらないところに置いとけばかなり日持ちするから、鮮度の落ちるのが早い葉物をまずは攻略してと、ついつい、苦情も言わず声がかかるのを待っていてくれる長ネギには不義理をしがち。気がつけば2週分まるまる残ってるじゃあないの。こうなりゃ長ネギ好きの血が騒ぎ出す。どっさり長ネギを平らげる料理法はお任せいただきたい。

秋もたけなわ、むっちり太くなった長ネギの白身は食欲をそそられる。きょうは4人分で4本。いちばん外側のしわしわ皮だけささっとむいて、15センチほどのぶつ切りに。それをまた縦に半分に包丁を入れる。
フライパンを熱し、さばいた葱の半量を入れて転がしていると焦げ目がついてくる。油はひかなくてもオーケー。甘い匂いが鼻をくすぐります。醤油をさっとさして焦げた匂いがしたところを、酒の肴に…にあらず、卵でボリュームアップするというわけ。すぐに嵩が減るので溶いた卵の半量を入れて卵とじに。この日は、味噌汁用にとった鰹節のダシ殻を刻んで上に散らして半熟状態になったらひっくり返し、もう片方を焼く。同じように、もう1枚焼いて。
長い葱の繊維を断つように卵焼きを3等分に切り分けたら、皿に盛り、酒、醤油、だし汁を軽く煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつけたたれをかける。

大根、人参をせっせと切り刻み、千切りの山を築く。昔からなぜか野菜の千切りが大好き。第1次ボウリングブームの時代(遙か昔ですねえ)、最後に端っこに残ったピンを、レーンぎりぎりにまっすぐボウルを走らせて倒すというのが得意技でしたね。それと千切り好きと何の関係があるのかって? いや、なんか急に思い出しただけですが。
千切り作業は無我の境地になれます。そのせいか、いつも作りすぎの傾向があるような…それはともかく、大根のほうだけ軽く蒸して、粗熱をとり、人参と混ぜ合わせ、ざくざく切った水菜も加えて酢醤油で和える。最後にごま油を回しかけと、思ったけれど、使い切ってしまっていて補充するのを忘れていた、というわけで、本日のサラダづくりはやや不完全燃焼ぎみ。

里芋、大根、人参の味噌汁を添えて。根物野菜がおいしくなってきていますね。
ほっこりとからだに沁みていく温かさに、1年ぶりの滋味が甦ります。仕上げには大根の葉っぱを軽く油で炒めたのを散らして。

先週土曜、洗足のワルン ・ロティへ。久しぶりでコユキ小麦のパンに会えるのが楽しみ。途中、九州の神楽面や神楽舞の展示をしているという京橋のギャラリー繭に寄る。人と面とがひたっと吸い付いつき一体化したような生々しさを写し出す写真と、壁に飾られた面が、もっと奥へと誘いかけてくる。宮崎からこれらの作品を持ってこられた収集家の高見乾司氏と短い時間だがお話できて愉しかった。
そのあとすぐ近くにある洋菓子店HIDEMI SUGINOに立ち寄る。1月のNHKテレビでの放映以来、ものすごい反響が続いているようで、11時で本日もケーキ類はソウルドアウト。ウインドウは空っぽ。わずかに焼き菓子が残っている。実はここは焼き菓子がとてもおいしい。パウンド生地風のものを、ワルンロティ、大和田さんへのお土産に。洗足のお店に着いたら、「きょうは開店1時間でぜんぶ売れちゃったんですよ〜。忙しかったぁ」と、なんとこちらもソウルドアウト。少しとりおきしておいてくださったというので、ありがたくそれをいただくことに。
日本各地で育てられてきた麦の個性豊かな味と香りがつまった天然酵母パンのおいしさ発見から畑で育つ麦の生い立ちやつくる人たちの物語まで、大和田さんはお父さんが東北農業試験場で開発したパン用品種コユキを筆頭に日本中駆けめぐりパンと麦畑の切っても切れない世界を原稿にまとめているところ。出版の目標は来年春。

本日のお茶

ドクダミ、ヨモギ、スギナ    
 

本日のおやつ

       

料理人:よこやま

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