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昼めし日記

2005年10月12日
昼めしの献立 
  • 天然酵母パン、チーズ
  • スープ(長葱、胡瓜、卵、梅干し)
  • キャベツと満願寺唐辛子のカレー煮
  • さつま芋と人参の蜂蜜煮
  • ヨーグルト
05年10月11日の昼めし


親友が助産院で無事出産したという知らせの電話!…が彼女の夫から何回も携帯にかかってきているあいだ、事務所の台所で昼ごはんをつくっていて気づかなかった。
食事を終えて慌ててかけると、親友の夫「生まれたよ。目の前だよ。ほんとに、目の前だったよ」と興奮の余韻、少し疲れた声で繰り返す。 終わったんだな、生まれたんだな。電話のむこうから伝わってくる感じにじわー…っと心が震えてきた。
いつものようにまな板のうえで食材を刻み、鍋をかき回している間に、こちらの世界へやってきた赤ちゃんの知らせ。おめでとう、と、ゆうべから寝ていないという彼に、おつかれさま、と言って電話を切ると、「生まれたの?」「いいですねぇ」と、おなじく助産師さんで子どもを産んだスタッフ2人が微笑んでいた。

キャベツ約半分を使い切る、当事務所定番、カレー料理。キャベツはざく切り、満願寺唐辛子は輪切りに。厚めの鍋にオリーブ油と月桂樹の葉、クミン、黒胡椒、クローブ、シナモン、カルダモンを入れて焦がさないようにじっくり炒める。香りがしてぱちぱちしてきたら、キャベツと満願寺唐辛子を投入。じゅうぶんに油がまわったら、塩をふり少し蒸し煮に。そのあいだに玉葱と胡瓜をあらく刻み、生姜とニンニクもみじん切りにして順に鍋に投入していく。その前にマスタードシードも。そしてターメリック、レッドペッパー、カイエンペッパーをふり入れ、よくなじんで火が通ったら、味をみつつ塩を足す。牛乳も入れてやさしい味のカレー煮の出来上がり。ぐっと「かさ」が減って、野菜をたっぷり食べられること間違いなしの一品。

昨年頃からパンのおともに登場するはちみつは、花房葉子さんたち北海道イカウシ「ハチ部」の苦労のたまもの(採取の方法は「日々のたより」をご覧あれ)。なかでも濃厚な色の百花蜜は、北の豊穣な自然がぎっしり、イカウシ蜜蜂オリジナル! なんてったって貴重品だもの、最後のひとしずくまで丁寧につかいきるべし。少量のお湯で瓶底の蜂蜜も溶かして、人参・さつま芋蒸し煮中の鍋に湯ごと投入。クローブとシナモンの甘い香りと野菜本来の甘味。りんごを合わせてもよく作る、パンに合うおかずです。チーズ工房アドナイさんからいただいたヨーグルトとも合うみたい。

スープに入れる胡瓜を切っている途中、包丁をすべらせ左のひとさし指の先を切りました。止血しようとばんそうこうを探すが見つからず、とっさにカレー伝道師・渡辺玲さんの著書『カレーな薬膳』冒頭部分、ターメリックで止血するという話を思い出し、傷口にターメリックをふるとあら不思議! ちゃんと血が止まりましたよ。

本日のお茶 ドクダミほか。おやつには珈琲
本日のおやつ

料理人:おおわだ

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