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| TOP > 日々のたより>2005年9月6日 | ||
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ともすれば、「正義」を振りかざしてと煙ったがられそうな記事も、貝原さんの皮肉とユーモアの効いたイラストが闊歩する誌面はどこか肩の力が抜け、雑誌を埋めたイラストはいつの間にか一人歩きして全国各地の小さな市民運動のチラシや冊子に勝手に転用されてもいきました。色んなところでたびたび、見覚えのあるイラストを発見したことも楽しい思い出のひとつです。
貝原さんには画家としてのもう一つの顔もあります。「『画家』じゃなくって、『絵師』」と自称し、多芸多才な風刺画を描きまくっていましたが、そんな貝原さんを私ども悪友は敬愛の気持ちをこめて「画伯」と呼んでいたものです。多忙な生業の合間をぬい、画業のほうでもその鋭い観察力と独自の表現手法で人間を描いた鉛筆細密画や、旅を愛し、その土地の風景と人々のたたずまいを描いた水彩ほか、多彩なスタイルの絵を残しています。
『寝たきり少女の喘鳴(こえ)が聞こえる』『天音amane』(共に山口ヒロミ著 自然食通信社刊)の装丁をした縁で、親しく付き合うようになった山口ヒロミさん、平明さん夫妻が19歳で亡くなった天音さんを偲ぶ場所として開いた「天音堂ギャラリー」では、10月1日から10日まで、「貝原浩 偲ぶ展」が開かれます。ヌード作品と、「FAR WEST」と題された鉛筆画を中心に、東西ヨーロッパ、ロシア、中東、中南米と世界中を旅しスケッチした作品などが展示される予定。
(2005.9.6/横山豊子)
2005年10月1日(土)〜10日(月)【貝原浩 偲ぶ展】
大阪市西区南堀江の「天音堂ギャラリー」にて、画家・イラストレーター・デザイナーとして腕をふるい、今年6月に亡くなられた貝原浩さん追悼展が開かれます。(会期中に三々五々トーク)
★天音堂ギャラリー TEL&FAX 06-6543-0135 *水・木定休
〒550-0015大阪市西区南堀江1-18-27 四ツ橋セントラルハイツ611号
・地下鉄四ツ橋線[四ツ橋駅]5番出口南西徒歩5分
・地下鉄千日前線[桜川駅]5番出口北東徒歩4分
・各線[難波駅]より地下街「なんばウォーク」26C出口北西4分
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