| TOP > 日々のたより>2005年4月11日 |
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自宅出産物語1
“産みたて”の友人の話にワクワク
赤ちゃんが出来た?という推測が確信に近いものになった時点で、私はいそいそと助産院に電話した。友人が自宅で出産した翌週のことだったから、「30代の開業助産婦」という存在にとにかく興味津々だった。湯気がたつような出産の話を聞いて、一刻も早くお近づきになりたいという思いが募っていたんだと思う。「妊娠5ヶ月になったら来てみてください」という返事にすごーくがっかりしたのを覚えている。5ヶ月なんて遠い遠い先のことに思えた。
実際、念願の5ヶ月はなかなか来ない。音をたてるような勢いで子どもは成長するけれど妊婦には見えないし(当たり前か)、こちらはつわりで気持ち悪かったり、ちっとも仕事ができなくてふがいなく不安だったり、そんな日々の先にやっとその日は来た。
私が初回説明を受けたのは、近くにある2つの助産院だった。面白そうな所には行ってみるに限る。人間だから相性があるし、初回説明ではその助産院独自のお産の資料が手に入る(助産院によるだろうけれど)。生死の狭間にあるいのちの誕生を見守り続けている人たちのバイタリティ! 熱気にあてられたようになって、しゃべりまくった記憶がある。目の前がぱーっと明るくなったようだった。(つれあいは隣でぼーっとしていた。)結局は、歩いて30分の近さで友人と同じ助産婦に決めた。いや、「私も自宅出産したの。自宅はいいよー」とにやり笑った助産婦まりこさんの、あの顔を見て決めたのかもしれない。(おがわなおこ)
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